【iPhone】機種変更前にやるべき事
こんにちわ。
Chiku blog 管理人のChikuです。
今回はiPhoneで機種変更前にやるべき事についてお伝えします。
今回の目次はこんな感じです。
- 本題に入る前に1つ質問があります。
- Apple ID / パスワードの確認
- iPhoneのバックアップ
- 各アプリのバックアップ
- iCloudからサインアウト
- SIMロック解除
- iPhoneのリセット(初期化)
- 最後に
それでは行ってみましょう。
※この記事は、iPhoneからiPhoneへ機種変更することを前提として書いています。
本題に入る前に1つ質問があります。
機種変更が終わった後、今まで利用していたiPhoneをどうしますか?
- 自宅で保管
- Wi-Fiで利用(または別のSIMで利用)
- キャリアの下取り
- 知り合いに譲渡
- 売却
大体この5つのうちのどれかになると思います。
この後の操作は、この選択肢のどれかによって、必要かどうかが変わります。
Apple ID / パスワードの確認
全てのパターンで必要になります。
機種変更前のiPhoneでサインアウトをしたり、新しいiPhoneでサインインや、データの復元をする為に必要です。
Apple IDの場合は、「パスワードを忘れた」ということは少ないと思いますが、自分のパスワードが何なのかという事を念のため確認しておきましょう。
iPhoneのバックアップ
全てのパターンで必要になります。
機種変更で1番心配なのが
「ちゃんとデータを移せるのか」
「データはどうやって移すか」
という事だと思います。
iPhoneには、以下のようなデータ移行の方法があります。
クイックスタート
2台のiPhoneを並べて簡単にデータ移行が出来ます。
クイックスタートはiOS11から利用が出来ます。
また、データのダウンロード(アプリのダウンロード時や、移行にiCloudを使った場合)はデータ量が掛かるのでWi-Fi環境がある方が良いです。
iCloudバックアップ
Appleのクラウド「iCloud」にバックアップを取る方法です。
iPhoneで同期をしていないデータと、iCloudに対応しているアプリをバックアップ出来ます。
非常に便利なバックアップですが、難点としてはiCloudストレージを消費します。
また、iCloudストレージは同期にも使われるので、写真をたくさん撮っている場合などは、ストレージを買い足すか、データを別の場所に逃す必要があります。
iTunesバックアップ
パソコンにAppleのソフト「iTunes」を経由してバックアップを取る方法です。
iPhoneの中身を丸ごとバックアップ出来るので、データの復元度合いはiCloudよりも高いです。
また、保存先がパソコンの中なので、パソコンの空き容量が許す限り、無制限にバックアップが取れます。
難点としては、パソコンを持っていないとバックアップが出来ないことと、パソコンのある場所でしかバックアップが取れない事です。
パソコンを持っている場合は、クイックスタートで移行するにしても、念のためiTunesでバックアップをとっておくと良いと思います。
その他の方法
写真をGoogleフォトにバックアップしたり、個々にアプリのデータ引継ぎをしたりする方法です。
iPhoneは、クイックスタートやバックアップが非常に優秀な為、ほとんど使うことは無いです。
各アプリのバックアップ
全てのパターンで必要になります。
各アプリが推奨するバックアップやデータ移行のことです。
iPhoneのクイックスタートやバックアップで、アプリを移行できても、アプリを開くとパスワードが求められたり、事前に認証操作を行なっていないと使えないアプリがあります。
具体例としてはLINEです。
iCloudバックアップでLINEのデータ移行はされますが、使う為にはLINEのパスワードが必要です。
また、元のiPhoneで「アカウント引き継ぎ設定」をしておかないと、ログインが出来ても「引き継ぎ設定が出来ていない」と表示され使えません。
各アプリのヘルプや、提供元のサイトを確認しましょう。
iCloudからサインアウト
「3」「4」「5」の場合に必要で、状況により「2」の場合も必要です。
iCloudからサインアウトをする理由としては、iCloudの機能である「探す」または「iPhoneを探す」をオフにする為です。
iPhoneの初期化をすれば、データなどは消えます。しかし、内部にApple IDの情報が残っている為、再度使いはじめる際にはApple IDでサインインをしないとiPhoneが利用できません。
アクティベーションロックは、下取りや譲渡、売却時に起きやすいトラブルなので、前もってiCloudからのサインアウトを行っておきましょう。
もしもサインアウトを忘れた場合
「iPhoneのリセット(初期化)」でサインアウトが出来ます。
また、以前のiPhoneを手放した後でも、新しいiPhoneで「探す」アプリからサインアウトをする事も出来ます。
しかし、後からサインアウトをするのは、時間も取られますし、めんどくさいので、出来れば前もってやって置きましょう。
SIMロック解除
「4」「5」の場合に必要です。
キャリアが端末に掛けているロックの事です。
SIMロックが掛かったままだと、他社のSIMカードを入れてiPhoneを利用する事が出来ません。
知り合いへの譲渡や売却をする場合は、SIMロック解除の手続きをしておきましょう。
SIMロック解除手続きには、iPhoneの「IMEI」が必要になります。
SIMロック解除については、以前に記事を書いていますので、 ( SIMロック解除について ) を参照して下さい。
iPhoneのリセット(初期化)
「3」「4」「5」の場合に必要で、状況により「2」の場合も必要です。
iPhoneを買った時の状態に戻す操作となります。
新しいiPhoneでバックアップから復元をした後も、旧iPhoneで各データを確認する事が出来ます。
※Wi-Fi通信が必要なものもあります。
新しいiPhoneに「しっかりとデータが移りました」と確認が取れてから行うようにしましょう。
iPhoneのリセット手順は
- 「設定」アプリを起動
- 「一般」を選択
- 「リセット」を選択
- 「すべてのコンテンツと設定を消去」を選択
と進んでいく事で行う事が出来ます。
Apple IDのサインアウトを行っていない場合は、リセット時にApple IDのパスワードを入力してサインアウトをします。
サインアウトは通信を利用するので、自宅またはテザリングなどでWi-Fiに接続した状態で行いましょう。
最後に
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今回はiPhoneで機種変更前にやるべき事について記事にしました。
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